2024/6/20
【再熱】SNSは「偶然」でもっと面白くなるかもしれない
NewsPicksでは平日の毎日、世界のトレンドの背景を追う連載シリーズを開始しています。木曜日は「The Next Big Thing(次のテクノロジー)」です。
INDEX
- 🔍 新しいものを自律的に探求
- 🤝 セレンディピティでつながるSNS
- 🎯 「バズらせる」を目標にした結果
- 💰 課題は収益化
- 🔧 人々のためになるものを作りたい
🔍 新しいものを自律的に探求
標準化テストであれ、人工知能アルゴリズムであれ、今日ではあらゆるものが最適化を目指して作られているように見える。私たちは、望ましい目標を設定したら、その達成のためにたどるべき道筋を見つけなければならないと教えられてきた。
OpenAIの元研究者であり、新たに誕生したソーシャルプラットフォーム「Maven(メイヴェン)」の共同創設者であるケネス・スタンレーは、こうした考え方が有害なものではないにせよ、逆効果であると主張してきた。
私たちが優先すべきは目標ではなく、「セレンディピティ(思いも寄らない発見)」だと彼は説く。
「本当に関心のあることを見つけるなら、ときには目標から離れ、興味深いものを探求してみるべきです」とスタンレーはTechCrunchのオンライン取材に語っている。
「セレンディピティは、目標の追求とはかけ離れたところにあるものです」