【最新研究】先延ばし癖を直したければ「楽観的であれ」
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今回取材した東京大学博士課程の柏倉沙耶さんは、2017年度の東大総長大賞と卒業生総代をダブル受賞したすごい人です。
総長大賞を受賞した研究テーマは「刺激入力および意思決定に対する知覚システムのダイナミックな更正機構」。
これだけでは何が何やらわかりませんが、わかりやすく言うと、人が時間の長さを知覚する仕組みについて調べて研究だそうです。
以下、ご本人の説明↓
楽しい時には時間があっという間に過ぎ、苦しい時は永遠に続くように感じられるように、人は物理的には同じ「1秒」であっても、その1秒を毎回同じ長さで感じているわけではありません。この時の研究では、人が直前に見たもの(刺激入力)と、直前に見たものに対して下した意思決定が、今の時間感覚をそれぞれの逆方向に「歪ませる」ことを発見しました。
(終わり)
学部時代から大変興味深い研究をされていたようです。こちらの話も面白そうなので、今度詳しく伺おうと思っています。個人的には、先延ばしをついしてしまうのは、達成後の具体的な価値がぼんやりしているケースが多いですね。 反して、先延ばししない場合は、達成後の価値がクリアに見えているからこそ、今やるべきと思っている。
まずは、具体的な価値をクリアにすると随分楽になると思います。さらに、行動のルーティン化で随分助けられるのではないでしょうか。週一、毎週末や朝など定期的なパターンを決めてあげると、そのツールに従ってシンプルに行動できるので、ランダムに「やろうかな」よりは、持続性は高いように思います。実際にこのレポートにある設問に答えると、自分のストレス意識と物事への取り組み姿勢が明確になります。
楽観的な人は仕事を先延ばしにしない。楽観の定義は「今よりも未来のストレスが増えることはない」と感じる人たちです。