【完全図解】高すぎる目標も達成できる、3つの意外な方法
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生産性を上げて、顧客価値も高めよ。利益もエンゲージメントスコアも上げよーー。今、多くの管理職や、中堅社員は、会社から課せられる、矛盾に満ちた目標数値を前に立ちすくんでいます。
では、どうすればパラドックスを受け入れながら、自分らしく成果を出せるのか? 本特集では、二項対立ではない、「第3の解」を提案してゆきます。
初回の今回は、「矛盾に満ちた目標を達成するための3つの方法」について、豊富な取材とデータを完全図解形式でお届けします。ヘーゲルの「アウフヘーベン」の概念がビジネスシーンでも、これほど有効だとは目から鱗でした。
明日以降は
・リクルート岩下順二郎常務による「数値目標を自己編集する技術」
・森永卓郎さんによる「会社や組織に期待しない」マインドセット
・クラシコム青木代表による「数値目標がなくても連続成長の理由」
・今、もっとも注目される「ネガティブ・ケイパビリティ」の身につけ方
などを展開し、矛盾に立ち向かう方法について深掘りする予定です。
最後まで、どうぞ、よろしくお願い致します。「矛盾に向き合うことがマネジメントである」「ORの抑圧ではなくANDの可能性を追求する」ということ。ランサーズ ではこれをマネジメントに求める考え方・価値観として大事にしています。難しけれど、それこそがマネジメントにおいて必要なことだと考えているからです。
本稿でも出てきますが、おおよその矛盾は、自分の視野・視座・視界の限界から生まれています。その矛盾を乗り越えるためには、経営の自分ごと化し、51:49の決断をして、その結果責任をとるしかないのです。だから、まずは「ひとつ上のハコ」、つまり上長の視野・視座・視界に憑依してみるのです。
これをやるのは、簡単ではありません。が、これができると、仕事が圧倒的に楽しくなります。なぜか。できることが増えるから。上長からの信頼があつくなるから。そうすると裁量が増え、責任とともに本当の自由が広がるから。ぜひそうしたマネジメント人材・リーダー人材が今後日本により増えていくと良いですね。矛盾だと思っていたことでも、全力でやり切ってみると矛盾ではなかったと分かる場面(境地)にたどり着くことがあります。表面的に考えて矛盾だと言う前に、試行錯誤しながらとにかくやってみること。ゼロからイチを作り出すようなスタートアップで成功している人はほぼ例外なくそういうスタンスを持って物事に当たっている人たちです。