「違い」が価値になる時代。なぜ“多様な視点”が新たな価値を生み出すのか
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循環型社会に向けた動きが加速するいま、「サステナビリティ」領域における価値創造はあらゆる産業・企業にとって重要テーマの一つです。そんななか、プラスチック製化粧品容器の新循環モデル「BeauRing」の推進や“藻類”の社会実装を目指す企業連携型プロジェクト「MATSURI」への参画など、企業や業界の枠を越えた取り組みに注力するのが資生堂です。1872年の創業以降、150年にわたり新たな価値を生み出し続ける同社の競争力の源泉とは何か。
「価値創造の源泉は、創業精神と多様な視点を活かす力」にあると語る資生堂ブランド価値開発研究所 R&Dサステナビリティ&コミュニケーション部長の横尾美星さんに、BeauRingとMATSURIのプロジェクト支援を行ったPwCコンサルティング合同会社で戦略コンサルティングサービスを担うStrategy&ディレクターの菅原聖史さんが話を聞きました。日本で生活している時は、サスティナビリティに正直関心すら持てなかったが、世界に出ると日本とは全く違う価値観での生活環境を体感することになる。その上で初めて環境問題に関心を持った。
今回の記事を拝見して、恥ずかしながら「サスティナビリティとは」という検索ワードで初めて調べることにたが、サスティナビリティはただの環境への配慮ではなく、価値創出し雇用と経済を循環させることであること。
個人的にはビジネスアイデアのキッカケとしてラフに捉えてみると、現在のサスティアビリティについて調べてみる動機が沸いたし、堅苦しくなくもう少し面白くこのテーマについて深ぼれそうだなと感じた。
また、この記事で特に興味深かった点は、BeauRingは他社と協業して進行しているプロジェクトだということ。
それぞれの企業間の思想や交われない境界線はあるにせよ、業界全体を盛り上げていくためにはこれだけ発展している世の中で、さらなるスケールは難しい。
これはどの業界でも言えることだと思うが、「地球の環境問題の解決」が潤滑油になり、こうした企業間の垣根を越えていることは素敵な事だし、今後のビジネスのアイデアとしてもヒントになり得る記事でした。資生堂の社名の由来、はじめて知りましたがとても素敵ですね。
"中国の古典「易経」の「至哉坤元 万物資生(大地の徳はなんと素晴らしいものであろうか。すべてのものはここから生まれる)」という一節に由来しています。新たなものを生み出す、大地へのリスペクトと感謝を創業時から社名に刻むほど大切にしてきた会社であり、サステナビリティは創業精神そのものであると考えています。"
加えて二つの事例も大変興味深いです。さまざまな企業を巻き込みながら、イノベーションを起こそうとする姿に感銘を受けました。次回があれば、pwcさんとの共創の裏話なども聞いてみたいと思いました。