トランプ氏「不正で恥ずべき裁判だ」 大統領選が「真の評決に」
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今回の有罪評決となったのは会計帳簿の改ざんといういわば形式犯。世論調査の結果などからも大統領選への影響はほとんどないとみています。むしろバイデン氏による「魔女狩り」と批判するトランプ支持者を勢いづけることになりそうです。
陪審員が「有罪」を宣告したのが昨日で、罰をどうするかは裁判官が7月11日に言い渡します。おそらくは収監されない、というのが大勢の読みです。初犯かつ、NYの重罪の中ではもっとも軽いものらしいので。
アメリカでは重罪人も大統領選に立候補できます。
トランプ岩盤支持層は宗教なので、むしろこの「不当」な判決で結束を強めるでしょう。
一方、中間層でこれを理由にトランプに投票しない人は一定数出てくるでしょう。
トランプが勝とうと負けようと、ますますMAGAが宗教化して行くのは間違いなさそうです。トランプにとっては政治も選挙も、自分の権力のためのおもちゃにすぎない。
最も恥ずべきことは、このような信念も愛国心もない金と自己顕示欲しかない輩を、一度でも大統領にしてしまったこと。
ナチスが政権をとった時のことを思い出さないといけません。
どのように現体制を批判して、どのように扇動して、どれだけその言葉に本質的な意味がなかったか。
アメリカ国民が再び知性を放棄しないことを願います。