中国、GDP5%成長に上方修正 IMFの24年予測
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上方修正した予測を北京の地で発表したという点がポイントだと思います。中国政府との間でどんな「やり取り」があったのか。中国政府が設定する2024年の経済成長率目標は「5.0%前後」。
遅くなりましたが、GDP成長率は一般の予測より中国の実質の方が高かったです。
日本では中国経済のピークアウト論、崩壊論などが主流となっているようですが、不動産危機、地方財政の困難、日本の経済安保による中国経済への打撃、アメリカによるデカップリングなど、非常に多くの不安要素があり、それぞれ効いています。しかし、まだまだ強靭性があり、言われるほどの脆弱ではありません。
日本のバブル崩壊とはかなり違います。日本は不動産危機に対してはどうしても小出しの政策しか作れず、事態をどんどん悪化させていきました。国内市場が限られており、バブル崩壊に対する本格的な対応をしてこなかったですが、中国は一応日本の経験からいろいろ学んだと思います。
さらにアメリカでは一時リーマンショックがありました。しかし、割合と速くそこから脱出しました。対応の迅速などが考えられます。中国はアメリカの経験からもかなり学んだと思います。
ピークアウト論、崩壊論、または脅威論など極端の中国経済論は今後も衰えることなく、日本で流行っていくが、外国からいろんな経験を学び、経済困難に立ち向かって対応していくことができるという中国のやり方をも注目してはいかがですか。