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ほとんどの読者の方には関係ないトピックですし、テクニカルな内容でもあるのですが、スタートアップの概況を知る上では重要なテーマかと思います。
この手の話題で興味深いのは、投資家は「資金調達など矮小な議論であり、世の中にインパクトのある事業を生み出してほしい」と語りがちなこと。非常にもっともではあるのですが、対して起業家は、自社の存亡や己の生活がかかっているため、こうした話題に対して非常にシビアです。
平易な言葉で分かりやすいが、なんといってもスタートアップの資金調達は「需給」で決まる、というとの洞察がすごい。めちゃくちゃ腹落ちした。
もう少し言えばマクロとミクロの需給関係がありそうです。
マクロ的に資金が流入しているかということで、これはやはり過剰流動性の現在では平均水準が高い(これをもって「バブル」と言う)ということ。
一方、ミクロ(個別会社の評価)でも「その会社に投資したい人がどのくらいいるか」という意味での需給で決まるというのも真実。学問的な企業価値評価とは別のアプローチでの企業価値の決定メカニズムとして、実証経済学の新分野として研究されてもよい考え方と思います
資金調達というと、ファイナンシャルな観点からのテクニカルな評価が方程式のように出ると思いがちかもしれないが、スタートアップという時期は、ビジネスモデル良否と経営者の経営スキル、中長期的に安定経営できるかというオーディションにパスするかどうかという観点でも見られるということですね。
valuationが需給によって大きく影響を受けるという点、強く同意。蛇足ながら、IPO前の資金調達の特徴を言うならば、"プロによる様々なDD(経営者へのインタビューみたいなものも含む広義の意味)"の結果、数人(数者)の間で価格決めが行われる、ということ。これは、IPO後の株価の付き方とは全くことなるメカニズム。上場後は、一般投資家は(場合によっては機関投資家ですらも)経営者に何度もあえるわけでは無いし、会社に気軽に立ち寄って「雰囲気どう?」みたいなことを聞けるわけでもない。当然、株主に公開される情報も厳しく管理される。結果、四半期ベースの決算情報に基づいて(主には定量的観点から)valuationされる。
おそらく多くの起業が上場時に悩むのは、このvaluationのメカニズムの大きな変化ではないだろうか。実際には圧倒的に違うメカニズムで価格が決まるのに、出資者側からすると、「前のラウンドを上回る価格でexitしたい」というニーズがあるため、絶対に直近ラウンドを下回らない価格が上場時の株価目標として設定される。
これは日本に限らない問題であるが、日本でより顕著に取りざたされるのは、ベンチャー企業のexitが極端にIPOに寄っているからというのが大きいと個人的には感じている。これだけ企業側のcash状況も良くなっていることを踏まえると、体力のある企業による買収というオプションがより増えていくことが必要だと強く思う。
今のスタートップ業界の実態を分かりやすく解説してくれています。最後に書かれているように、スタートアップにとって今は言い訳のできない環境を用意してもらっている。後はスタートップ次第。
私もスタートアップを経営していて感じるが、2012年から2013年にかけてベンチャーキャピタルによる投資額が2倍に増えている一方、起業家は増えていないので、需給がタイトになっていて、事業モデルに確信がもてないヤワな赤字企業にもVCのお金がつくようになっている様子。

私の経験で言えば、はじめて資金調達をしたのは2006年6月で総額5億円。当時は2006年正月早々ライブドア事件が起こり市況が冷えていた。その前はITバブルが崩壊していたので、赤字企業に出資するベンチャーキャピタルはいない雰囲気だったから、2005年の起業当時は、「赤字になる=死亡」を覚悟した上で、仲間と起業した。

その状況と覚悟の上で、アブラハムは足元で創業1年目で一億円ほど黒字だったので、VC等から総額5億円を調達できた。資金調達を成功させ大きく成長するためにも絶対黒字にするんだと全社でコスト削減を徹底していた。

やはり経営者は収支を合わせた上で事業成長させるのが手腕なわけなので、赤字を垂れ流しながら投資家のお金で恰好だけつけてるスタートアップは真の事業価値を生んでいるのか疑問。

「将来の夢」だけでなく、「実績を示して資金調達するスタイル」の方が、健全なスタートアップ経営だと個人的には思う。
非常にわかりやすく整理された納得のいく説明。
「起業家の中には、周囲のスタートアップが大規模な調達をしている様子を見て、負けじと大きな額を調達しようとなさる方もいるように見受けられます。」これはメディアが資金調達を、さも「成功」のように取り上げ、まだ「資金調達しただけ」の起業家をヒーロー扱いするのにも一因があると思います。
これと同様のことがアメリカや中国でもっと大規模に起きてますね。現在日本はお金の希少性が下がって起業家の価値が上がってるフェーズだと思いますが、中国ではその下の従業員にまで影響を出ており、IT系ベンチャーの給与と伝統企業では財務のようなジェネラルなポジションでも2倍以上の開きが出ています。

結局は受給関係というのはその通りで、マクロにはそれが神の見えざる手とし産業の再構築を促すのですが、あまりにも流動性が高くなると社会全体の効率は低下(習熟度問題)するので、これはこれで問題。
お金は非常に集まりやすいです
現在のスタートアップの状況を的確に書かれていると思います。またその周辺で動くお金について分かりやすい解説がありがたい。「バブル」と言わせない成長をする企業を多く見たい。