ロシア軍ハリコフ攻撃16人死亡 ウクライナ東部、60人超負傷
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5月26日のハルキウ市の死者負傷者が比較的多かったのは、滑空爆弾2発が大型のスーパーマーケット(イオンビッグくらいの規模)を直撃したためです。
滑空爆弾というのは、航空機から撃ちだしたり、地対空ミサイルの発射機で撃ちだしますが、40kmくらいの距離を飛んでくる爆弾です。
数百kmを飛ぶミサイルより比較的安価で、多くの爆薬を詰めています。
ロシア軍の戦闘機や地対空ミサイル発射機が40kmくらいの距離まで近づいてこられるようになると、滑空爆弾が連日撃ち込まれるようになります。
この場合、最前線のロシア軍よりも20kmほど後方から発射する場合が多いです。
ハルキウ市は、最前線が20kmほどの地点まで迫ってきているので、毎日滑空爆弾が撃ち込まれています。
最前線が10kmまで迫れば、毎日数千発の155mm榴弾砲が撃ち込まれると考えた方がよいです。
ロシア軍は、ハルキウ市に突入して市街戦をやって制圧することはなかなかできないでしょうが、市内の建築物を瓦礫にして廃墟のようにしてしまうことはできるかもしれません。
これまで、マリウポリもバーフムトもそうやってから占領してきましたから、今後もそうするところが多いでしょう。
他国を征服するというのは、もう抵抗する意志がなくなるまで屈服させたうえで、初めて可能になる、ということが歴史上多いし、ロシアは何十回もそれをやっているので、よく知っています。
ロシア軍が見つけた勝ち方「滑空爆弾による猛爆」、防げる兵器は1つだけ
https://forbesjapan.com/articles/detail/69239