チャットGPT、偽情報の生成防止は不十分=欧州データ保護会議
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不正確な情報生成は原理的に避けられないところはあります。これは従来の検索でも同様です。異なるのはChatGPTの出力を常に正しいとユーザーが信じやすいこと。
メディアの記事も100%正確ではありませんが、事実確認や校閲で防ぐ仕組みがあります。生成AIでこのような仕組みを如何に実現するかが求められています。
とはいえ正確性検証は難易度が高いのと、コストを要し応答速度が犠牲になります。信頼性が大事と分かりつつも、即採用とはゆかないかもしれません。Googleの検索結果が全て正しい情報だと限らないのと同じように、インターネットの世界では誤情報の混入を完全には避けられない。
かつて「嘘は嘘であると見抜ける人でないと利用は難しい」と某インターネットサービス管理人が言った通り、リテラシーを高めた上で使うことが重要です。
ちなみにEUのデータ保護規則はGDPRのことだと思いますが、ここでは「収集されている個人データ(個人情報)は、正確かつ、必要な範囲で最新の状態に維持されなければならない」と定義されています。生成AIが出力されるデータの個人データが含まれないようにする仕組みなどは必要なんでしょうね。