晩婚化は経済学的に心配、晩産化は生物学的に心配です
SmartHospital
197Picks
コメント
注目のコメント
非常に重要な指摘。日本の教育では、避妊については教わりますが、女性には「妊産適齢期」があるということについては全く触れません。これが大問題だと思います。「36 歳を境として女性の妊娠力は低下する」ということは、データによって既に示されていることですが、日本で妊娠を望むカップルで、これを知っている人は約30%だそうです。一方カナダは82%(出生率1.61)、イギリスでは72%(出生率1.90)がこれを知っています。
現在の少子化対策に加えて、必ず「妊産適齢期」の啓発、教育をしなければ、妊産期のことは考えずに、単純に「いつかはほしいけど、今ではない」「キャリアを積んでから」という話になってしまいます。
以下のニッセイ基礎研究所の資料は参考になります。上記情報の出典です。
「女性活躍推進」=「少子化推進」の失敗を繰り返さないために - 超少子化社会、脱却への一処方箋 -
http://www.nli-research.co.jp/report/nlri_report/2014/report150223.html正しいことを仰られていると思います。
ただ、正しい事実というのは受け取り手によっては酷く残酷でもあります。これはとても大事なことです。
最近NPでも結婚関連のことは大変盛り上がるテーマのようなのですが、こういったことを発信することにより傷つく方もいらっしゃるという想像力を持って、冷静に、思いやりを持った議論ができればと思います。
【追記】
記事の内容は分かりやすく素晴らしいもので、それ自体を批判しようという意図はありません。
火消し係のDr.には、持ち前の柔らかさでソフトランディングさせて頂ければと思い、期待しています笑