ポンド高の裏にある、ヒト・カネ・会社が集まる魅力
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本コラムの論点は決してイギリス料理が味の割に高いとかポンドが高いとかではない。ポンドが高いのにヨーロッパ一の好況に沸いており、これだけ物価と通貨が高いのに世界中から観光・仕事で人が押し寄せるロンドンのすごさ及び、香港にしてもシンガポールにしても世界の金融都市はイギリスの多大なる影響下にあるということだ。そしてサブテーマとしてイギリス王室の世界における多大なる存在感とロイヤルファミリー制度の改革に学ぶこと、またさらに隠された重要なテーマとして、ロンドンは鳥が多いがしまいにはなぜペリカンまでいるのか(本当にいる)ということである。
なおイギリスの料理がまずいというのは大間違いで、世界中の料理が集まっているので当然おいしいところも多く、金さえ出せばどんな料理でも食べられる。料理に関する不満の焦点はイギリス由来の料理の味と値段のバランスの悪さだが、これもイギリス人に言わせれば”本来おいしかったのだが、大戦中に節約のためジャガイモと魚のフライばかり食べたので、フィッシュアンドチップスしかつくれなくなった”とかいってたが、本当だろうか?
それでは次回も引き続き、ロンドンから読者の皆様への愛情たっぷり、元気満点グローバルコラムをお届けする予定である。みなさん、よい週末を!「イギリス中のカモは」のくだりは、カモいがいも含めて、私的所有権が定まっていない川のさかなとか、カモいがいのとりも、女王陛下の所有物だと聞いています。
サンドイッチしか、といいますが、結構美味しいサンドイッチ屋さんは街に隠れているかと。あと、普通のガイドブックに載っていないところのごはんは、世界レベルで美味しいです。地下鉄に関しては、初乗り400円なのは観光客向けの設定で、オイスターや定期などで現地の人はもう少し割引されているかと。
エネルギー産業が国内にあり、製造業は空洞化しており、海外からの観光客にお金を落としてもらう事で経済を盛り上げている事を考えると、ポンド高も納得です。
王室が親しまれているのは、逆に一昔前の危機感があったと聞いています。好感度が一時期著しく下がった反動で、広報や対外的な活動に極めて積極的に取り組むようになったそうです。
今年の夏は、一ヶ月半ほどイギリスに戻ってオックスフォードで研究員をする予定です。2年ぶりの長期滞在、楽しみです。
以上、単なる感想でした(汗)イギリスの食事は本当に高くてマズいから手に負えない。ドルユーロ圏を旅行している感覚でハンバーガーセットを頼むと£5.99とか書いてあって、おっ600円か安いなと思っていると実は1200円という罠。私はポンドマジックと呼んでいた。海を挟んでベルギーに行きましょう。料理最高に美味しいです。
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本来なら円換算をするには200倍しなければならないのだが、円換算すると腹が立つので、自分をだますために100掛けすることで怒りを鎮めている