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2021年10月11日 公開

【必見】日本人起業家に、アメリカ市場は穫れるか?

いまや経済の主戦場となったスタートアップの世界を徹底取材した特集第1弾は、人気番組「デューデリだん!」の特別編。トヨタやユニクロなど、日本を代表する企業に相次ぎ導入され脚光を浴びたスタートアップ、Mujinをデューデリする。今月、約2年の沈黙を破って突如アメリカ進出を発表。MBOを実施して以降、ベールに包まれたそのビジネスの全貌を滝野一征CEOが語る。(25分/出演:池田光史、濱田尚子、藤村聖子、後藤直義/デザイン:岩城ユリエ、黒田早希/撮影:小田切瑞穂/アシスタント:王芸杉/編集:癸生川稜、有水冴子、柳橋泉紀/音効:栗原良介/ディレクター・プロデューサー:小西健太郎)
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謎に包まれたスタートアップのMUJIN。ロボットの「脳みそ」をつくるこのテック企業が、ついにアメリカ市場に挑むことを発表しました。

そこでニューズピックスの看板番組、デューデリ団が、このMUJINの経営者に根掘り葉掘り、聞いてきました。「スタートアップの墓場」であるこの分野で、どうやって勝ち残るのか。ぜひご覧ください。

尚、見てくださっている方もいると思いますが、NewsPicksでは毎月2回ほどのペースで、旬な企業を掘り下げる「デューデリだん!」を放送しています。エンタメと経済取材のハイブリッドコンテンツ、ぜひ見てみてください。

・SanSanが見据える、名刺の「その先」
https://newspicks.com/movie-series/72?movieId=1226
・星野佳路 後継者、海外戦略、経営哲学、すべてを語る
https://newspicks.com/movie-series/72?movieId=1270
・スノーピーク 経営の根本は、思想だった
https://newspicks.com/movie-series/72?movieId=1323
アメリカに行く1つの大きな理由が「幼いスタートアップでもコンペティターとして全力で闘いに行く」というところが一番頷かされました。競争が自分たちのポテンシャルを最大限に発揮するためのドライバーになること、10年後ダントツになるために最も激しいところで勝ち抜くという姿勢はとても重要と思いました。
MUJIN!今の工作機械はFANUC・三菱電機・Siemensが作るNCなしには語れないが、MUJINはロボット時代のFANUCになると思ってずっと追っている企業。

2018年末に、初期顧客のアスクルさんと、MUJIN滝野さんを迎えて大企業とスタートアップのパートナーシップはどうあるべきかというセッションのモデレーションをさせていただいた(下記)。
そこでもすぐに現場を見にいくことやそこですぐ具体的な議論になった点が印象的だった。またスタートアップといえど、何はゆずらないという部分がものすごくしっかり初期からやられていることも印象的だった。
https://newspicks.com/news/3546708/body/

米国進出について、個人的には物流中心になるのではないかと思っている。
物流は現地でやることが必要。だから人件費や人材募集難の影響をモロに受ける。そして色々な種類のものをピッキングすることが必要で、ティーチレスのメリットは極めて大きい。MUJINの初期顧客は中国EC大手のJD.com、アスクル、そしてキヤノンあたりだったと思い、その後に確かトヨタやユニクロという形。米国の対外的に発表できるパートナーシップも含めた顧客が誰になるかに注目している。
製造業ではないかなぁと思っているのは、まずは海外で作るオプションが残っていること(その観点で中国拠点を作る場合は、製造業に大注目)。あと、自動車のラインなどはロボット化が一定進んでいるが、人間の手が残る部分は組み立て。iPhoneもそうだが、様々な部品を組み立てることは人間の手がなんだかんだで優れている。
ただ、製造業は設計書がある。その観点で、MUJINの最大の強みのティーチレスが一番効くランダム性があるかというと、相対的に少ないと思っている。それが物流狙いだったり、勝ち筋が物流にあるのではないかと思う点。

なお、リアルテック・ディープテック領域は、正確性などが求められるシリアスな領域。知見蓄積が効くので、日本企業は結構向いている領域だと思っている。

MUJINと重なるモーションプランニング領域としては、三菱電機やトヨタが出資しているRealTime RoboticsのNP編集部の記事も併せて。
https://newspicks.com/news/4067861/body/
MUJINはスタートアップの中で圧倒的な技術力で注目を集めているのですが、まさにベールに包まれています。特にこの領域は資金力が重要になってきます。なので、Kyoto Roboticsなどはロボットビジョンセンサに特化して日立製作所の傘下に入りました。
https://www.kyotorobotics.co.jp/
しかもMUJINは突然MBOでごにょごにょごにょって感じでした笑

以下のプレスリリースをぜひご確認ください。
『創業者2名によるUTECからのMBO実施及び総額75億円の資金調達のお知らせ』
https://www.mujin.co.jp/news/551/


2022年、国はどんなロボットに投資するのか?(経済産業省編)
https://newspicks.com/news/6254885
一番の課題であるチューニングは、遠隔でロボットの動きを調整できるようにしているのではないでしょうか。これができれば、世界中にスケールします。
プログラミングなしに接続することて産業用ロボットの自律動作を可能にする知能ロボットコントローラの開発・販売などを手掛けるMujin。2019年にMBOをして以来、資金調達では目立った動きがみられませんでした。しかし、その間も様々な大企業で事例を重ねるリリースを出したり、中国に加えて米国の子会社を設立し、とても気になっていました。
滝野CEOが本動画内で米国進出についてすでに引き合いがあることも語っており、今後の成長が楽しみです。
2019年のMBO以降、実態が見えにくくなったロボットベンチャーのMUJIN。企業価値や今後の財務戦略、これまでの10年と次の10年を語る、貴重なインタビューになっているはずです。

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