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2022年4月4日 公開

マンモス復活で気候変動を止めるってどういうこと?

ハーバードメディカルスクールの名物教授のジョージ・チャーチ氏が手掛ける「マンモス復活プロジェクト」に今、多額の資金が集まっているらしい。アジアゾウの遺伝子を編集することで、古代に絶滅したマンモスを復活させようというこのプロジェクトは、どうやら気候変動対策にもつながってくるそうです。一体どういうことなのか?あまりに壮大で、3分で語るのはちょっと無理があるかもしれません。(声の出演:鳩山玲人、後藤直義、洪由姫/デザイン:國弘朋佳/編集:伊藤大地、小川貴大/アシスタント:王芸杉/プロデューサー:安岡大輔、小西健太郎)
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遺伝子の世界って、どこまで行くんだろう?「一世代前の日本の研究者の多くは鉄腕アトムに影響されている」という話がありますが、現実のほうがSFに先行している印象を持ちました。「映像の世紀」もそうかもしれませんが、思いっきりぶっ飛んだ日本のアニメの出番では?
4-5年前に、マンモスを復活させるプロジェクトは、さまざまなメディアで取り上げられています。私もこの本を、当時すごく面白くよみました。ただし、プロジェクトとして資金がつき、進んでいるとおもっていませんでした。そのため、Yooheeの報告を聞いて、ちょっと驚きました。

www.amazon.co.jp/dp/416390879X

1年半前に、George Church教授にインタビューしたことがあります。ある意味ではトランスヒューマニズムの推進者であり、その際どいアプローチは賛否両論がつねにある人物です。良くも悪くも、科学によって生まれうる未来を感じさせてくれる人物であり、非常に印象にのこっています。
ジョージチャーチ率いるマンモス復活プロジェクトのColossalが着々と資金調達をしていますね。永久凍土の中で凍結されていたマンモスのDNAを抽出してマンモス(とゾウの雑種)を復活させて永久凍土を踏み固めさせるというすごい発想。
ちなみに、ゾウを代理母として産ませることを目指すのではなく人工子宮で胎児の育成を行う予定だそうです。これも大型の動物ではまだ成功していない難しいことだと思うのでとてもチャレンジングですね。
人間が関わっていたとしても、マンモスが自然淘汰された理由はあるはず。それを復活させることの怖さがあります。マンモスの消費エネルギーと二酸化炭素排出量は相当なものになるのでは。CO2換算すると牛のゲップより大きくなる?
マンモス復活プロジェクトと言えば、ジョージ・チャーチ。
マンモス復活で気候変動が止まるって、本当にどういうこと?

著名なVCから資金も集まっているそうですが、このネタはNaoが言うようにNHK「映像の世紀」くらい重厚で長尺な番組で取り上げるべきものかもしれません笑

ちなみに冒頭のYooheeとNaoは「パリは燃えているか」を口ずさんでますww
遺伝子編集で、マンモスの🦣牙をなくそうともしているようです。なるほど、逆の発想なんですね。

マンモス復活と言っても、子宮が必要になります。人工でどうつくるのか、そこも課題になります。こういうはなしがサイエンスフィクションにおわらず、スタートアップになり、資金を集められていることに、おどろきますね🧬
なにかと批判を受けがちな遺伝子編集を『マンモスを復活させて、永久凍土を踏み固めさせ、二酸化炭素排出量を削減する』という壮大で且つ社会課題解決型とすることで、colossalは興味と資金を集めています。

倫理的な側面で取り組み難い遺伝子編集を、ロマンと大義名分によって推し進めるこのアプローチは、技術的な進歩につながるはずです。

人類が賢く、遺伝子技術を活用できるようになると良いですよね。

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