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2021年11月11日 公開

【巨大企業殺到】味を「完コピ」するAIスタートアップ

今日の『伝書鳩TV』は、「味覚・嗅覚」をデータ化するスタートアップのAromyx。食品の味と匂いの構成要素をAIで分析する技術を持ったこの会社、巨大グローバル企業から続々とオファーが届いているそうです。これまで人間の舌と鼻で行っていた世界がすべてAI技術で可能になると何が起こるか…3人の未来予測もお楽しみに。(毎週月曜・木曜の朝に最新エピソードを更新) (声の出演:鳩山玲人、後藤直義、洪由姫/デザイン:國弘朋佳/編集:伊藤大地、小川貴大/アシスタント:王芸杉/ディレクター:有水冴子、栁橋泉紀/プロデューサー:安岡大輔、小西健太郎)
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いよいよ味の世界が、デジタル化されるようになってきました。スタンフォード発のこのアロミックスは、日本の超有名な食品飲料メーカーも使っているサービスです。液体や個体のサンプルを送ると、どのような味なのかをすべてデータで分解してくれます。これをベースにして、新しいエナジードリンクを作ろうとか、新しいコーヒーを作ろうとか、ライバル企業の商品にはない味覚を生み出すとか、そうした勝ち筋を見つけるツールになっています。

日本でも類似のスタートアップが、味覚や嗅覚で出ているのですが、ポイントはどれだけ本当に自動化、データ化できているのかだそうです( 裏でこっそり人間の手が入っているケースもあるとか)。ついに味が見える化される世界がやってきそうです。
味覚・臭覚のデジタル化、加速するようで凄いですね。同時に、味の完コピになぜかザワザワする心になります。きっと味には色々な思い出や感情が伴いやすいからかと。

例えば「母の味」という表現のように、食べ物は空腹を満たしてくれるだけではなく、作ってくれた人の想い・愛情を一番感じやすい。だから、実は味覚でデジタル化をした場合でも、何故だかその事実を言って欲しくないと勝手に思ってしまうのは、私だけでしょうか?
分析して要素に分けることと、要素を集めて作ることって違うのでは? リバースエンジニアリングしたから、同様のものが作れるとは限らないように。だからまだバリュエーションがそんなに高くないのかな?と思いました。ワインの分類は素晴らしいと思います。
味覚や嗅覚のデータベースはニーズがありそうです。香水の販売のチャートとして使えそうですね。柑橘系とかローズ系とかほんのりジャコウの香りとか、色々な言葉で表現していますが、感覚的なものではなく、数値としてチャートにプロットすればわかりやすい。

食品は味覚だけでなく嗅覚を使っておいしさを味わっているので、食品の販売にはこの両方が表示されているといいかもしれません。

味わいの表現ということになると、舌触りとか、噛みごたえとかもデータベース化できるといいですね。
「幻の味」とか「究極の」とか言っていたものが工業的再現可能になる
というのはある意味ディストピアだと思いますが。おそらく不可逆にすすんでいくのでしょう。
かつて1本100万円とかの価格がついていたワインを100円とかで飲めたとしてもおそらく嬉しくはないですねw。

ありとあらゆるものが汎用化されていったときにのこるのは
複雑で再現不可能な一期一会の体験ということになるのでしょうか。
これは注目!「味覚・嗅覚」をデータ化するスタートアップが登場。これが進化すると、有名ラーメン店のレシピが完コピできちゃう。料理にもAI導入が加速しそう。
味覚を可視化することにより、将来流行る味覚をAIで予測することができるようになるため、商品開発サイクルを短縮化できるようになると思います。
これまでは、データ化するにしても、人の判断が介在していましたが、人の主観が入らずデータ化できるのは、画期的だと思います。

数年後に流行る味の予測、すごく面白い!!と思います。

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