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2022年8月4日 公開

コストカットを保証する「SaaS界のライザップ」現る

USの最新トレンドから近未来を予測する『伝書鳩TV』。あれもこれもSaaSな昨今のお仕事事情ですが、実はそこに大きな隠れコストが存在しているかもしれません。その無駄を見つけて削ぎ落としてくれるスタートアップ、Vendrを語り尽くします。(毎週木曜の朝に最新エピソードを更新) (声の出演:鳩山玲人、後藤直義、洪由姫、Coefont.cloud/デザイン:國弘朋佳/編集:伊藤大地/プロデューサー:安岡大輔、小西健太郎/演出:有水冴子)
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弊社の直近の投資先の一つなんですが、日本でもSaaS利用に関して同じような課題が起こってると認識しています。彼らのサービスはあまり言語に依存しないので、日本市場への本格参画もそれほど遠くないと思います。
このニーズは確実にありますね。特に昨今の米国テック企業におけるコスト削減の波の中で、レイオフとベンダーの見直しがかなり行なわれ始めていると思います。こういうサービスを提供する会社の成長と、Saas企業のバリュエーションが反比例したら面白いですね。

ちなみに、ビジネスモデルは違いますが、corporate card, spend management系のサービスで爆速成長しているRampという有名なスタートアップも、「ベンダーコストを28%カットする」と謳っていますね。ベンダー契約交渉のプロがサポートするとも言っています。しかも彼らの収益源は決済手数料なので、導入費用はかからないはず。

https://ramp.com/procurement
これはSaaSだけでなくいろいろありそう。大学のデータベース、企業の出入りの業者(コンサル含む)etc. 本来は経営企画か総務が旗を振るべきなんでしょうが、社内の軋轢を避けるためにこうした企業を入れるのはとても現実的と思います。

ちなみに、20年前ののインターネット契約は本当にやめたり乗り換えるの大変でしたがNetflixはそのころから解約がとっても簡単でした。市場を作るときは、囲い込む前に、顧客に体験してもらわないといけない。
改めて考えると、誰でもVendrを生み出すことができたと言えるくらい起業の動機はシンプルで明快ですね。その手があったかと。

FTの解約については、僕もサブスクリプションを解約する時に英国から電話がかかってきて、プランのダウングレードなどを提案されて驚いた経験があります。
びっくりしたし、解約までのプロセスが煩わしいと感じましたが、一方でユーザー1人ひとりを大切にしている姿勢に好感も持ちました。

ちなみにNewsPicksの場合は、アプリなら左上の「設定とプライバシー」→「アカウント設定」に進むと退会手続きができるようになってます。
もちろん退会してほしくないですが笑、「メディアは特に解約しにくいよね」という情報に対して、自社のケースも添えておかねばフェアじゃないと思ったので。
サブスクの解約に数百万円というのはどうか、と思いましたが、保証してくれるのであれば、使うかもしれません。

でも、自社で対応できないのでしょうか。スモールビジネスであれば、できそうです。大企業になると、むずかしいのでしょうね。

個人むけ決済アプリには、サブスクリプションを抽出し、アラートを出してくれるサービスがあります。B2B決済事業者がこの分野に乗り出すと、無料になるかもしれません。

サブスクカットというニーズは100%。特に景気減速で、コストカットが叫ばれている昨今では、このニーズは高いでしょうね。
そもそもはSaaSのプロキュアメント・購入プラットフォームとして始まったVendrですね。今年頭にSaaSマネジメントプラットフォームのBlissfullyを買収。

SaaS出費を削減するニーズは足元とても高いと思いますが、Vendr社自体のVCバックビジネスとしてのスケーラビリティも気になります。顧客アカウント毎にきちんと人を張るモデルでもあるとのこと。
また、今後、益々景気が悪化すると、既存SaaS会社も自ら工夫を凝らし本質的バリュー提供をせざるを得なくなり、顧客も各社独自でSaaSの見直しをする様になるのではないか。

そんな中、顧客側は各社エクセルなどでSaaSを管理しているところが多いと思いますが、Vendr社がデータを活用して、優れたプロダクトとして、コスト削減だけではなく、SaaSの予測・レコメンなどのサービスを提供できるか、大型エンタープライズ顧客を本当に獲得できるかが勝負になってくるのでしょうか。

Vendr社のプロダクトの現状のリテンションやチャーンなども気になります。
B to Bのムダサブスクが4~6兆円。これをカットしてくれるのはすごいサービスですね。
というかほんと、悪徳サブスク駆逐されてほしいです。

今回も内容もさることながら伝え方が抜群にセンス良くて(いつもながら)惚れ惚れしました。夏休みに入るんですね。ちとさびしいですが、充電してリフレッシュされた伝書鳩TVを楽しみにしています!

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