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2019年6月2日 公開

【告発】妊娠はご法度?スポーツ界の理不尽と闘う女性アスリート

「アスリート」と「母親」を両立させたいと願う女性スポーツ選手は多いが、出産を決意した選手への待遇はシビアだ。「出産するなら契約を切るとスポンサーに脅された」という衝撃の告発を行ったのは、五輪出場経験もある中距離ランナーのアリシア・モンターニョ。女性選手の「産後復帰」がいかに困難であるかを訴えたこの動画は大きな反響を呼び、短距離界のスターであるアリソン・フェリックス(五輪金メダリスト)らも追随。スポンサーであるナイキ社が「契約選手の出産に関する方針を変更する」とのコメントを発表するに至った。「不可能を可能にする」の精神で、スポーツ界の理不尽に立ち向かうモンターニョ選手の姿に喝采。
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“偉大なアスリートはトラックの外でも限界に挑戦する”
“夢と広告がどう違うのかも自分で娘に教える”

この映像にはNIKEがこの一年ちょっとに制作したダイバーシティがらみの広告ムービーへの皮肉がとても巧妙に、しかも上質にまぶされています。The New York Times のOpinion が取り上げたのも大きいでしょう。

NIKEは数時間前に女子を主人公にした動画を発表したばかりです。
https://youtu.be/hOVkEHADCg4
夢をあきらめるな。世界を変えろ。
この先どう転んでいくのか。炎上して、契約から妊娠を不利にする条約を取り下げるにまでなったら...シナリオを考えるだけでも面白くなりそうです。
NIKEは妊娠しているアスリートへの支払い減額について
この告発を受けて、減額を一切やめると
発表しています。
https://www.nytimes.com/2019/05/24/sports/nike-pregnant-athletes.html

テレビで見ているアスリートはいつも多くの犠牲を強いられてる、
それはストイックさの一言で片づけられるようなスポ根の世界の
話でなく、日常的な幸せについても理不尽を課せられていることが
今回明らかになりました。日本はこれに加えてトップアスリート以外は
ふつうに会社員として所属する例が殆どなので、産休をとることが
現実的に難しい環境が二重。この記事に登場する方のように
象徴的な人物が結果を出すことが唯一の突破口になるのは待ちを要する
のであまり現実的ではないと思いますが、少なくともクレイジーな夢を
持った人を真剣に応援していきたいと思います。自分はアスリートに
それを期待し、応援を通じて自分をも鼓舞するので。

ちなみに映像の前半はNIKEの今年絶賛された
CMのコラージュ(あてつけ?)になります。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/nikecm-oscars_jp_5c736662e4b00eed08361b50
競技戦績が大事なのであって、妊娠していても競技戦績が維持もしくはアップすればそれで問題はないと思います。

スポーツ選手は生き方を見せる仕事だと思っているので、妊娠も結婚もその人の考えや生き方が見えていいと思いますけれども。
「偉大なアスリートは競技の外でも限界を超えるために挑戦する」
非常に考えさせられるビデオでした。妊娠は、障害ではないのは、その通りですが、妊娠中の運動が限度を超えていたときに、何かしらの障害(流産、子供の心身への障害など)が出たら、と思うと、なかなか妊婦側もリスクを負いたいとは思えないのでしょう。現状は、この運動のレベルがどの程度まで許されているのかがいまいち分からないです。

ただ、それと妊婦アスリートへのスポンサードを止めるかどうか、は別問題ですから、これをきっかけに、より妊婦側に立った制度が確立されていくことを望みます。
この課題は大昔からある。プロ論として、選手のうちは妊娠のコントロールもするべきだと。例えば、アフリカの某国の監督になった日本人が、「ちょっと油断をするとあの国の子たちは妊娠してしまう」という発言、それが普通に報道されていた時代はたかだか10年ほど前。ということで、時代錯誤甚だしく、妊娠は個人の権利で自由。女子のスポーツの監督はそれをも視野に入れたマネジメントができないと、今時イケてない。
アスリート業に限らず、この理不尽は色んな場面で起きています。日本では特に。
問題は、この理不尽を起こす側がこういった主張を目にしない事です。関心と理解がある人しか見ない。

この動画には心動かされます。この感覚を忘れないようにしたいですね。

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