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2020年4月11日 公開

【独自取材】だから楽天の「送料無料化」はモメ続ける

「送料無料化」で楽天市場が揺れている。出店者から反発が続出、公正取引委員会からも問題視され、コロナを理由に軌道修正を図る。楽天迷走の理由はどこにあるのか。出店者や楽天、公取に独自取材し見えたものとは。(8分/取材・出演・構成:泉秀一/デザイン:黒田早希/撮影・編集:栗原良介/ディレクター:栁橋泉紀/プロデューサー:小西健太郎)
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半年前から話題になり続けている楽天の送料無料化について取材しました。

楽天、無料化に反対するユニオン、賛成する出店者たちが構成する友の会、そして他の出店者の方、公取など、関係するすべての組織に話を聞いています。

興味深いのは、ユニオンと友の会どちらもが、無料化は「負担増」だと言っている点です。それでも友の会が賛成するのは、ユーザーにとってわかりやすくなれば、利用者が増えて中長期で儲かるからです。

しかし今は、公取の圧力もあり、楽天の出店者は無料化に参加する店としない店に分かれています。ユーザーからすると、逆にわかりにくくなっている状態で、アマゾンとの距離は、むしろ広がったかのように思えます。今後、楽天がどう動くかが注目です。
NP独自の内容があるのかと思って見たけど、これまでの振り返りが主で、特に目新しい内容は無かった。

楽天の送料無料化(送料込み)は、自社物流の利用が前提にある施策。
手数料を巡る話に終始していて、今後どうなっていくのか視点が無い。
ヤフーショッピングのニュースに触れていたけど、そちらも物流が根本にある取り組み。
楽天の自社物流は人口カバー率が低い(60%)。店舗の利用率も低い状況ではあるが、拡大が進んだ時に変化はあるのか。
根底にはビジネスモデルの違いがあるのではないか?
送料無料化の背景がよくわかりました。なぜ反対しているのかという理由も。
問題点が整理されており、当事者の意見もいろいろな角度から聞けたのですごくわかりやかった。楽天の主張している送料込の価格設定がそう簡単でないこと、消費者にとってデメリットもあること、結果的に、お店側に色々と丸投げしている状況など問題はありそう。そして「楽天友の会」の人たちも、積極的な賛同ではなく、楽天という大きな力のもとに諦めてしまっているように感じました。
お店の方のインタビューで「ヤフーで買ってもらった方がいいですよ言っちゃいますよね」というのがリアルだった。
公取の論点、店舗の賛否両側の論点、両方ともフラットに出ていて、こういう取材・まとめ方はとても好き。
賛成側の「まぁしゃないな」という言葉が印象的。
興味本位で見てみたけど、とても分かり易く動画で纏められていて勉強になった。問題の本質を、法律観点・楽天というECプラットフォーム観点・ユーザー観点・出展者観点のそれぞれで語られている。

特に問題の本質として、この件だけでなく当てはまる事としては、見ているタイムラインが"短期的か中長期的か"という観点。
中長期的に考えれば皆の為になる事も、短期的ベネフィットで見て不利益に感じてしまえば、賛同は得られない。
更には自分たちだけで無く、競合他社がいれば、短期的目線での利益に惹かれ、そちらに流れてしまい、長期に成し遂げたい事が行えなくなる。

自分たちの目指す未来、その上で行いたい事に対して、いかに協力者の賛同を得るか、メッセージと共に、納得する支援や仕組みもセットで用意しなければ絵餅になる。

その様な事を考えさせられる話だった。

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