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2019年10月27日 公開

今、「移民の国」カナダがすごい

AI時代の「震源地」はなぜ、カナダだったのだろうか。答えはトロントの町を歩き、人々の顔を見るだけで見えてきた。知られざる先端国家、カナダの「リアル」に編集部記者、岡ゆづはが迫る。
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移民が増えるのは、産業があるのに、人材が足りない国です。日本も、一部産業についてはこれが該当します。動画の中で「人材問題を解決しようとした場合、海外の人材に来てもらうしかないのです」といわれている通りです。カナダは元々人口が少ない国です。マレーシアなども、類似のケースで、労働人口の4分の1が外国人(合法であれ、不法就労であれ、実質的な難民であれ)で占められている国です。
 米国は、高等教育を受けた人材については、自国で十分に確保できるようになっています。農畜産業については、中南米からの移民労働者に当面頼らざるをえないでしょうが。
 カナダの強みは、米国の代替の移民先になりうることです。言語も文化も米国に非常に近く、米国のトップ大学を出ればカナダに移住することも選択肢たりえます。日本は、米国とは非常に違う国なので、米国のトップ大学を出たけど米国には仕事が無いので、日本へ行こう、とはすんなりとはならないでしょう。カナダは米国ともヨーロッパとも経済の状況が大いに違っており、政治的な排外主義も非常に弱小です。
 日本とカナダの政策的な違いは、外国人に労働力を依存しなければならない点では同じでも、誰をどのように入れるのか、を制度的に調整する方法が異なることです。日本は、技能実習制度や留学生増大で、「移民してこない一時在住の労働者」に執着してきましたが、それは幻想です。人が入ってくれば、その一部はどうやっても必ず定住します。カナダ政府は、どうせ定住することを前提にして、勧誘や選別に非常に意識的です。
 こちらの2018年のカナダ議会のレポートがよくまとまっています。永住権の申請者の出身国は、インド、フィリピン、中国が大多数を占めています。
https://www.canada.ca/en/immigration-refugees-citizenship/corporate/publications-manuals/annual-report-parliament-immigration-2018/report.html
比較対象になるお隣アメリカ在住者としては、カナダの移民政策、特にIT技術者の受け入れ寛容という点は、素晴らしいのではないか、と思いました。

ビデオの中でオンタリオ州元首相のキャスリーン・ウィン女史がおっしゃっているように、カナダの移民への寛容性は今始まってことではありません。私が北米で最初に仕事をした場所はトロント、モントリオールでしたが、トロントは特に20年前の当時から「人種のモザイク」と言われていて、多くの移民がその文化背景を大切にしながら共存する、素晴らしい街でした。例えばギリシアとかベトナムとか、出身地が同じ移民が多く集まる通りの標識には、彼らの言葉を使った標識があるなど、本当に驚いたものです。
今回取材をするまで、恥ずかしながら「カナダとアメリカは同じ北米だし、似たようなものだろう」と考えていました。
しかし、政策や国民性など、実際には全く異なるものを感じました。
ここから日本は何を学べるか。取材班皆で、様々な人の証言から、移民の国の強さに迫ります。

池田編集長ナビゲート、AIの源流に迫るドキュメンタリーhttps://newspicks.com/news/4312864
特集最終回です。

カナダの多様性は、着いた瞬間に感じます。今私は米NYにいますが、たしかに、そのWelcomingな姿勢は、米国とは似て否なるものがあるのです。

その裏にある信念こそが、国の強さとなって返って来てることを私は思い知らされました。

特集全体はこちら。
https://newspicks.com/user/9670/
移民政策がカナダのAIを進化させていることがよくわかるレポートです。特にテク関係者は2週間でビザが下りる。英語圏であることも移民しやすい環境にあります。

日本も頭脳集団を移民でと思うのですが、日本語がネックになりそうです。カナダへ行くのがはやいかな。
直近の選挙結果を見ると、必ずしも寛大な移民政策がうまくいっているとは限らないことがわかります。トルードはかろうじて首相の在を守りましたが、保守派が大きく勢力を伸ばした背景には排他的な右翼思想の台頭があると言われています。実は「すごい」ことばかりではない移民の国カナダの影の部分もしっかり分析する必要がありそう。
なるほど。動画の中で語られているように、アメリカの問題点は大学を出ても就労ビザが下りないことですね。しかもトランプ大統領の登場によりさらに拍車をかけてしまったと。

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