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2024年9月16日 公開

【新潮流】今、「普通の親子」が日本を離れ始めている

普通の「サラリーマン家庭」が日本を離れ、海外で子どもを育てているらしい。富裕層の特権じゃないの?と取材を始めたら数々の驚きの事実が浮かび上がってきました。日本は、このまま選ばれなくなっていくのでしょうか。沸騰直前の「教育移住」をレポートします。

(出演:大木優紀、優木まおみ/企画:森川潤/バナーデザイン:國弘 朋佳/撮影:川村拓希、伊藤大地/撮影補:栗原美穂、西尾完太、井上茉優/音効:栗原良介/ディレクター:有水冴子)
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教育のためだけの移住、というのはありえなくて、教育は人生のその先のために受けるものです。
 学校に通うのは、せいぜい人生の5分の1程度です。

日本で就職して生きていくのか、他の国で就職して生きていくのか、次第で、最適な教育というのは違います。
 日本で生きていくなら日本の教育が最適解だし、中国で生きていくなら中国の教育が最適解です。
 これは、創造性とか教養が身につくかどうか、といったこととは別の話で、各国ごとに、「社会人」として求められるものが違う、ということです。

どの国に行っても通用する教育、というのはありません。
 スポーツなり数学なりで、その分野なら人類の上位100人に入っている、というのであれば、多くの国で通用しますが、大多数の「社会人」になるのであれば、その国なりの最適解というのがあります。
「英語が喋れたら、将来なんとかなる」というのはある意味正しい気もしますが、次男が通ったICU高校の校長先生が「帰国子女の子供たちは多かれ少なかれ地獄を見てきている」とおっしゃっていたことを思い出します。うちの場合は考えなしに連れて行ったのですが、ここで登場された方々のお子さんやご家族が今後どのようになるか、失礼ながら大変興味があります。
スイスは大学であれば学費が30万円以下(日本からの交換留学ではなく、学部に正規入学するパターン。交換だと現地には払わないが日本の大学に払う)。寮に入り自炊なら、東京の私立大学で下宿より安い気がする。

生活は、例えばジュネーブならフランス領のアンネマスなど(パスポートコントロールもないので日本で隣町に行くレベル)を活用すること、日本からシリコンスチーマーとかレンチンでパスタを作れるグッズを持ち込むことでハードルが下がる。英米よりもTOEFLの点数は高い水準が要求されない。ドイツ語かフランス語もちょいちょい学習してマルチリンガル可能。そして治安が良い。親としては治安は心配要素の一つだが、スイスは治安良好。

ジュネーブは物価高い高い言われているので、その時点で外す人が多いだろうけども、やり方次第。食品もチェーンスーパーのプライベートブランド商品はかなり手頃で日本並みか日本より安いものもあるほど(といっても、全体をみると肉はマジですかという値段。ワインは安くて美味しいですがw)。

日本のように吉野家とか大戸屋とかマックとかで気軽にご飯食べて、友だちとスタバに行って、とやっていたら一瞬でお金がなくなりますが、自炊となるとかなり抑えられる。主食はパンとパスタでOKという人だとさらに良い。バナナは美味しい。1キロ1.6フランぐらいから売られている。日本食を頻繁に食べないと無理、という人は厳しいかも(東・東南アジアならあちこちに手頃な店がありますが・・・)。あと日曜日はお店がかなり閉まるので、週末は静かに過ごす、知人や友人と語らい過ごすというスタイルがOKな人向け。

(スイスの連邦大学の一般的な学部に進学する場合の話し。子供向けのボーディングスクールとかだと、かなりかかります)

子供の海外移住&留学は色々情報がでてくるようになりましたが、学部へ直接海外進学は米国あたりはまだしも、欧州等は情報が少ないように思います。日本の大学からも、交換留学を活用して海外に行ってみることをオススメします(かなり枠が残る大学が多いそうです・・・)。

学部の正規留学向けの返還不要奨学金も存在。これをとると、物価の高いはずの国にいても、日本より親の出費が抑えられるという状況もありうる。また、欧州は英国等を除けば、TOEFLの点数もそこまで高くはない点も利点。
このテーマに正解は無い、人による、そうつくづく思う。シンガポールで定点観測していると移住して来られてもすぐに帰国される方もいれば、ずっとこちらのインターで育てたお子さんがやっぱり大学受験は日本で、とか就職は日本で日本の会社でという方もいる、というか実はそれは結構多い。
かつて、理数系はもとより自国語の読解力でも日本の子供がアジアのトップになるのが当たり前の時代がありました。算数・数学が必ずしも得意でなかった私でさえ、アメリカのビジネススクールに行ったとき、日本人なら数学は得意だろうと言われたものでした。

 ところが英語となると、日本人がアジアで一番下手というのが通り相場でありました。 その当時、自負と自嘲を込めて流されていた言説は「世界に冠たる企業を沢山持って経済力がある日本国民は日本語だけで豊かになれる。他のアジア諸国は英語が話せないと高い給料の職に就けないから英語に熱心」というものでした。

 ところがゆとり教育等を経て刻苦勉励の精神を失って、理数でも国語の読解力でも他のアジア諸国に後れを取ることが多くなり、逆に英語を学ぶことには熱心です。英語ができるようになるのも世界を知るのも良いことですが、素直に喜べない気持ちも残ります f(^^;
私の時代はこんなトレンドがなかったので面白いなと思ってみました。私は、英語に興味があったので、小学生の頃から英国にホームステイなどを重ねて、結果高校3年生からオレゴンに留学しました。ジャーナリズムを勉強したかったのですが、日本はあまり選択肢がなかったのでそのままオレゴンで大学に行き、仕事でNYに来て、旦那に会ってしまったのであっという間に人生の半分以上がアメリカになってしまいました。

私の場合は逆で、今年の夏は仕事で子供(5歳)に日本を体験してもらいたくて3ヶ月日本に留学、していました。日本はとにかく安い、美味しい、安全、でアメリカ人の旦那は「日本に引っ越したい!」欲が増していたところだったので、これだけ外に行きたい家族がいるんだと知って面白い現象と思いました。そして私も日本だけではなくて他の国に夏休み行ってみたくなった!

私は日本ではインターとか行っていたわけではないですが、確かに自分の人生振り返ると、英語ができるようになったこと、日本の外で生活をした経験は、今の自分の自信や、レジリエンシー、変化適応力のベース、選択肢の増加になったなと思います。

日本にいるとどうしても同質社会になってしまうので、機会があれば外の世界を経験して、日本の良さを改めて実感したり、自分のアイデンティティと向き合ったり、日本での違和感を自分の声でボイスできる人を育てていくのは、個人的には大賛成。
アメリカ在住30年の者です。

教育移住とありますが、短期的でも海外に出ることをお勧めします。アジアや欧米など、現地に移住する事で、それぞれの地域での生活習慣や文化、収入から教育環境の違いを実感します。言葉を学ぶ以上に『現場環境』や『人』から五感を使って吸収していきます。

海外生活は、経済的な事情はそれぞれかと思いますが、親子でそれぞれの立場で一緒に経験・体験する事もさらに付加価値を生むかと思っています。

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