歴史に学ぶ、VUCA時代のビジネス戦略とは？

テクノロジーの急速な進化、災害や感染症蔓延などの未曾有の事態、今後も目まぐるしい変化が予想される時代にビジネスパーソンにとって道標になるものはー。今、歴史を題材にしたビジネス書やPodcastに注目が集まっています。VUCA時代のビジネスを生き抜くためのヒントをどう歴史から導き出すのか、激動の時代を生き抜いた偉人たちのマインドセットはどういうものだったのか。過去の偉人や歴史事象から「リーダー論」や「出世術」、「危機管理」や「イノベーション」など、新時代にも必要なビジネス戦略について徹底討論します。

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下山明彦

東京藝術大学大学院修士2年/Senjin Holdings 代表取締役

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めも

どの時代でも、ある一点を切り出してくると「先行きが見えない」状態。

その中で自信を持った意思決定をするには、自分自身の未来予測が蓋然性を持ったものであることへの確信を持てないといけない。

その要素として歴史（過去、共通性のある条件で起こった事象）を引用してくることが大事、という話なのですが、

だとすれば偉人の意思決定とかマインドセットに注目するというよりは社会システムを理解することの方が大事であるように思います。

ある個人の天才性によって世界が変わったというよりは、ある系の中で文脈の中にいた人が才を発揮することができた、という構造の方が説明として適切かも。

柳父豊

ヤムリッチ代表取締役社長

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-計画を綿密に立てても意味がない（未来は読めない）
-まずは行動してみる
-欲望をしっかり持つこと

人間洞察力を磨く。計画は緻密に立てても読めないもので、まずは行動すること。欲望を持つから行動出来る。変化を追うからこそ変わらない本質がわかる。

人も歴史も多角的に見てみると真実が見えてくる。楠木先生のお話。松下幸之助も『道をひらく』で記述されている“素直さ”とは裏腹の行動をしている。