「自分らしさ」を極めるキャリア開拓術とは？

DEI推進や働く環境の変化によって、多様なキャリア構築が考えられるようになりました。一方で、働く女性はまだ、ライフステージの変化の影響を受けたり、ケア労働を多く担ったりするなど、自分らしいキャリアを構築するためのハードルが存在しています。
それらを乗り越え、ワークもライフも、自分にとってベストな選択をするには？キャリアにおいて「自分らしさ」を極めるには？さらに、「自分らしさ」を発揮できる環境をどう作るべきか？さまざまな経験を経て、キャリアに邁進するゲストをお招きし、徹底討論します。

＜ゲスト＞
久保田詩音（デロイトトーマツコンサルティング合同会社ディレクター）
尾澤恭子（コアラスリープジャパン株式会社マーケティングディレクター）　
川口あい（株式会社NewsPicks Studiosシニアエディター NewsPicks for WE編集長）
佐々木裕子（株式会社チェンジウェーブ代表取締役社長、株式会社リクシス代表取締役社長）

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山崎万里子

ユナイテッドアローズ執行役員　CHRO

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自分らしさ、が『私ってこういう人じゃないですか』という
自分に対する思い込み、バイアスにならないようにしたい。

こういう思い込みが強いと、業務の差し戻し＝人間性の否定となり、簡単な自己改善がCHANGE or DIEのように大袈裟になり、年齢重ねると言いにくい人、になりやすい。

適度なツッコミやすさを残し、上司部下同僚からライトなダメだし、ライトな助言をもらえる環境を作ることが、自己認識と他者認識を近づけ、『自分らしく』自由にいるコツだと思います。

松永エリック・匡史

青山学院大学地球社会共生学部学部長教授／音楽家

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自分らしさを自問自答し続けても、自分の小さな世界から抜け出すことはできない。一つの世界を極めると、今まで見たことのなかった景色がみえることがある。そこで出会った人が、新しい景色を見せてくれることもある。常に手を抜かず誠実に今を生きることも大事。そうしないと新しい景色を見れる場所には行けないから。

稲葉祐樹

大手車載部品メーカー　次世代製品設計担当部署課長　博士（工学）

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Connecting the dotsを信条に何でも楽しむ事に決めている私としては、共感できる点が多かったです。
私自身、半導体の研究者になりたいと思っていたのに、何故か大学時代の専攻は金属に。
ま、極めてみるか、と博士号を取ったらイギリス、アメリカで研究生活を送る機会に恵まれました。
相変わらずテーマは金属でしたが、与えられた仕事の事だけを見ていると駄目で、広く、高い視点で自分のテーマを捉えることで、全ての仕事が今の半導体の仕事に繋がっていると感じます。
自分探しの迷路にハマっている方がいらっしゃいましたら、まず最初は簡単なことでも良いので一つ極めてみることをお勧めいたします。