プロフェッショナル・ファーム論──佐藤明夫×楠木建
5話公開中
弁護士業界の課題は日本企業と同じ
かつては多額の顧問料と権威の力で殿様商売ともされていた弁護士業界も、今は価格競争を強いられ、タイムチャージで事務作業で稼ぐようになってきている。それでも若者は、高い報酬を求めて大手ファームを志向する。業界の行く末に警鐘をならす佐藤明夫弁護士と、一橋大学教授の楠木建氏が、弁護士、会計士、コンサルなどの「プロ」の現状や、日本企業の生産性が低い理由、今後あるべき姿について議論する。
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目次
1
“自称プロフェッショナル”にモノ申す
2
プロフェッショナル大競争時代に起きること
3
「書類屋」「事務屋」が組織を滅ぼす
4
もはや、客は“プロ”より詳しい
5
“プロ”が育つ組織の条件