この連載について
いよいよ、本格的な就活シーズンがスタート。社会人も異動シーズンを迎え、我がの身を振り返り、新たな挑戦を考える時期だ。なかには転職を検討する人も多いだろう。そこでNewsPicksでは、社員による自社評価サイト、Vorkersと学生就活情報サイトワンキャリアとコラボ。学生人気の高い企業は果たして、本当に社員にとって働きがいのある良い会社なのかを、徹底検証。各界で活躍する人気企業OBが明かす人気企業の本当の中身についても、明かしてゆく。
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医薬品メーカー。がんを重点領域、疼痛、中枢神経系疾患、心不全・腎障害、希少疾患を次世代領域と位置付ける。バイオベンチャーモデルへの転換に取り組む。
時価総額
9.7 兆円
業績
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というのもこれらの会社の中にも当然、「生き生きと働く方々」も沢山いらっしゃり、彼らのやる気を削ぐことになることは絶対に避けなければなりません。
その中でもこのデータを出した理由は、「もしも自分の中に違和感を感じる部分があったら、それに嘘をつかないよう」ということ。私自身も大きな会社で働いていたことがあるのでわかりますが、名のある企業で働いていると
「人気のある企業=自分にも働きがいがあるはず」
と思い込んでしまいそうになるのも事実。
結果的に『天才を殺す凡人』に描いた世界になってしまう可能性すらあります。
このデータランキングは、そうならないように、その違和感から脱するような一助になったとしたら本望である、と感じます。
経営者なのか。人事なのか。
勿論、経営者や人事の責任は大きい。
しかし、クチコミスコアは同じ会社でも部署によって全く異なる。
一つの会社の中に、みんなが満足できる部署と満足できない部署があったりする。
では、その部署をつくっているのは誰なのか。
僕はその部署で働く一人ひとりなのではないかと思っている。
どこの会社のクチコミスコアが高いのか、低いのかを知ることも勿論意味がある。
でも、それ以上に自分が創り手として、より良い部署づくりに関わっていくこと。
それが大切なのではないか。
3月末に出版予定の「THE TEAM」では、そんな働き方や生き方を伝えたいと思っている。
対談中何度も満足度の低さは絶対的なものではなく、期待値ギャップなどの相対的なものであることを強調されていますが、産業医面談をしていても高ストレス者は期待値ギャップに苦しんでいることを実感します。
因みに決して待遇は良くないことで知られる有名建築家のアトリエ事務所などはそれでも門を叩く人が後を絶ちません。これはその事務所での経験がその後のキャリアで+になることを分かっているので待遇への不満は少ない。しかし多くの会社ではそのような採用力はないので、採用時に実態をそのままお伝えすることが難しいのかもしれません。
今までは「採用してしまえばこっちのもの」だったかもしれませんが、今は採用後の声も反映される時代、「盛ること」のコスパはどんどん低くなっているように思います。
因みに対談中、1位は組織2位は個、この戦略が使えないため3位以下はキャラを立てにくいという話を電博、三菱商事三井物産を例にお話しされていましたが、これは東大京大、財務省経産省なんかにも通じる話ですね。
この感覚はよく分かるなあ。(富士通さんのことはよく知らないので、あくまでも一般論です)
特に今の50代、60代は先輩達の築いた資産によって比較的恵まれた会社人生を送ってきた方々です。あと数年間さえなんとかなれば...と思っています。
改革とかやらないで「今の若い奴は...」と言ってたほうが楽ですから。
今回は、学生からの人気は高いが、Vorkersのスコアが低い会社。つまり人気はあっても働きがいのない会社に注目。そのランキングを30位まで掲載します。就活生だけではなく、若手社員の方、キャリアのお悩みがある方など多くの方にお読みいただきたい学びが詰まっています。
前回に引き続きVokers副社長の麻野耕司さんとワンキャリア執行役員の北野唯我さんに、社員評価が低い会社の共通項から、ご自身の新入社員時代の話まで縦横無尽に語って頂きました。
一橋大の楠木教授は「新卒の人気ランキングは、ラーメンを食べたことのない人のラーメン屋のランキングだ」と言われた。
全くその通りです。
学生の人気ランキングよりも社員からの評価の高い企業を選ぶべきです。参考にするといいと思います。
文中で語られる通り、人気ランキングが高いとここにのりやすいし、相対的な話でしかないので、本当のことは自分で判断するしかありません。
「正直に言うと、Vorkersの掲載企業約10万社の中で、JTBのスコアは格別、悪くはありません。ただ、今回ランクインしている人気企業の中では、相対的に低いということです」
言うまでもないことですが、このランキング上位の中でも、いきいきと素晴らしい働きをしている人がたくさんいます。
ヒヤヒヤしながら読みましたが、
うまくまとまってる、流石の記事でした。
おろしろかったのは下記ポイント。
衛生要因より促進要因が大切。
*********
就活生も転職者も、「待遇の満足度」つまり給料の良し悪しは気にしますが、実は社員の自社評価にもっとも影響度が高い項目は、「人材の長期育成」で、それに次いで「社員の士気」の影響が大きいのです。
人気・不人気それぞれのなかでのトップとボトムの差(人気で0.59、不人気で0.34)より、人気と不人気のボトムの差(0.19)の方が小さい。そういう意味ではランキングに入っていても、順位によって差は大分ある(総合評価は平均ではなく独自のアルゴリズムで、一定数評価が集まらないとスコアが大きく変化しないとVokersのHPにある)。
https://www.vorkers.com/guide
あとは、本記事のデータでは分からないが、年齢や事業部・職種によって評価が変わる会社も少なくないと思う。若い人に最適化されている会社、中堅に最適化されている会社(実際に子育てや親の介護との両立がどれだけ可能かは現実的には死活問題)、色々ある。あとは「〇〇事業部が花形!」といった会社でその事業部にいるかいないかというのは、大きく影響を受けうる。
そこの違いがあるなかでの総論として個人的に思うのは、働きがいがあると多くの人が思っている会社の方が、働きたいと思っている人にとっては働きやすいとは思う。何か仕事をするときにマイナスからスタートするのか、ある程度の人がプラスのところからスタートするのか。後者のほうがより目的に早く向けると思う。