MaaSがもたらすゲームチェンジ

昨今、AIの普及や自動運転などのテクノロジーの発達により、私たちの生活において欠かせない移動手段においても、それまでのあり方から大きく変化しようとしている。

車・バス・鉄道・航空に加えて自転車まで、あらゆるモビリディサービスを一つのサービスとしてまとめあげる「MaaS」。移動のサブスクとして認知が広まりつつあるが、その可能性はモビリティ領域に留まらず、未来のビジネスチャンスに繋がるサービスとして不動産や観光・小売など他業態からの注目も高い。

本イベントでは「MaaS」を徹底解剖し、あらゆる領域におけるビジネスチャンスを予測。既存領域がMaaSを取り入れることで、訪れるゲームチェンジとはどのような世界なのか解き明かしていく。

今回は月間5,100万UUの経路検索サービスを提供し、独自の技術やノウハウで交通データを収集・整備する株式会社ナビタイムジャパン代表取締役社長である大西啓介氏と、MOOCの講義において大きな反響を呼び、MaaSプロジェクト事業やコンサルティングを行う株式会社MaaS Tech Japanの日高洋祐氏を招き、対談を実施。

モビリティとの融合により生まれる新たなサービスとは。
交通・鉄道領域のみならず、あらゆる領域に携わる方々にとってビジネスチャンスを考えるイベントとなりそうだ。

※モデレーターはテクノロジーアナリストである泉田良輔氏に務めて頂きます。

▼当日スケジュール
18:30 開場
19:00 開演:モデレーター挨拶
19:05 大西様プレゼンテーション
　　　日高様プレゼンテーション
19:45 トークディスカッション
20:15 質疑応答
20:30 終演

※本イベントにおける動画配信は致しません。ご了承くださいませ。


＜登壇者プロフィール＞

大西 啓介
株式会社ナビタイムジャパン　代表取締役社長
上智大学大学院理工学研究科　電気電子工学博士後期課程修了。1993年に大学院を修了後、祖父が創業した大西熱学に入社。環境試験装置のアルゴリズムやソフトウェア開発に携わる。
インターネットの商用化がはじまった1996年、大学の後輩とともに社内ベンチャーとして経路検索エンジンビジネスを立ち上げる。1998年、モバイル向け経路探索地図描画に関するアルゴリズム及び独自データフォーマットを開発。世界初の電車、飛行機、クルマ、徒歩に至る様々な移動手段に対応したトータルナビゲーションを完成。2000年3月に大西熱学から独立し、ナビタイムジャパンを設立。社長兼CEOに就任。

日高 洋祐
株式会社MaaS Tech Japan　代表取締役CEO
2005年、鉄道会社に入社。ICTを活用したスマートフォンアプリの開発や公共交通連携プロジェクト、モビリティ戦略策定などの業務に従事。14年、東京大学学際情報学府博士課程において、日本版MaaSの社会実装に向けて国内外の調査や実証実験の実施により、MaaSの社会実装に資する提言をまとめる。2018年11月MaaS Tech Japan創業し、MaaSプラットフォーム事業などを行う。国内外のMaaSプレーヤーと積極的に交流し、日本国内での価値あるMaaSの実現を目指す。一般社団法人JCoMaaS理事。共著に『MaaS モビリティ革命の先にある全産業のゲームチェンジ』（日経BP社）がある。

泉田 良輔
テクノロジーアナリスト
慶應義塾大学商学部卒業後、日本生命保険やフィデリティ投信にて米国株や日本株のポートフォリオマネージャーや証券アナリストとして従事。2013年にGFリサーチを、またナビゲータープラットフォームを共同設立。2018年にはOneMile Partnersを共同設立。現在LIMOやLongineなど金融コンテンツのネットメディア立ち上げと運営、またOneMileでは金融サービスを提供。著書に「Google vs トヨタ」など多数。東京工業大学大学院非常勤講師。